補助事業計画、変更可能?

いったん補助金事務局に届け出た補助事業計画を変更することは可能なのでしょうか?

今日、お客様から上記のような相談をいただきました。結論としてはYESですが、注意点もあります。

ルールから外れてしまうと、採択を受けた計画であっても補助金をもらえなくなってしまうことがあります。気を付けてください。

1.補助事業計画の変更とは

一般的に、補助金申請は以下のような流れで進みます。

①補助事業計画の申請

②審査

③採択、交付決定

④補助事業実施(物品購入、支払など)

⑤実績報告

⑥補助金入金

①で「こういう計画を考えています。こういう物品を買おうと思います」と申請します。

②③で補助金事務局が「計画を認めますので実施してください」と通知してくれます。

通常でしたら④として、①の計画どおり進行していくのですが、「何らかの事情が発生したことにより、当初の①とは異なる物品を購入したりすることができるのか」というのが今回のテーマです

2.計画変更にはルールがある

計画変更は可能なのですが注意点もあります。

まず、原則として補助事業の変更には事前に事務局に承認をもらうことが必要です。

事前に「○○のように計画を変更しようと思いますがOKですか?」と書類を提出し、事務局が「いいですよ」と承認してから変更ができるようになります。

事務局に変更申請をしないまま、勝手に計画変更をすると補助金がもらえなくなる場合がありますので注意が必要です。

もちろん変更申請をすれば全て認められるということではなく、事務局から「変更は認めません」という返事が来る場合もあります。

この「変更」には、計画そのものの変更の他、経費区分の金額の変動や、補助事業完了予定日の延長などが含まれます。

例外的に、ちょっとした軽微な変更等は事務局の事前承認が不要となることもあります。

ただし、自分では軽微な変更だと思っていても事務局が同様の判断をするとは限りません。「軽微」にあたるかどうかは事務局の個別判断となるため、めんどうでも事務局に問い合わせをしてみることをおすすめします。

上記内容は一般論です。実際の手続きは補助金によって異なります。ミスを避けるためにも募集要領をしっかりと読み込んでください。

いずれにしましても計画変更は手続き上の面倒ごとが増えますので、なるべく当初の計画通り進行していくのが望ましいです。

計画変更は慎重に! というお話でした。

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