【健康】と【保険】と【書類整理】は大切です!というお話

先週、お休みをいただいて台湾に行ってきました。コロナ禍でどこにも行けていなかったため、久々の海外でした。

初めての台湾だったのですが、おいしいもの(小籠包、カニおこわetc…)食べたり、きれいなところ(九ふんetc…)行ったりと、しっかり楽しんできました。

ところがしかし!

台湾滞在中に体調を崩して病院へ転がり込むはめになってしまったのです。

台湾滞在中のある日、夕方あたりからなんだかやけにトイレが近くなり、下腹部がもったりした感じになってきました。

宿に戻ってしばらく休んでいたのですが、背中の右側、腰のあたりに突然激痛が走り、動けなくなりました。

その尋常ではない痛みには覚えがありました。いたい病気トップ3に入ると言われている尿管結石です。8年前にかかったきりだったので全く油断していました。

あまりの痛みに気が遠くなっていきます。実際に痛みで気絶する人もいるそうですが、なんとか意識をつなぎ、病院へ行くために同行者にタクシーを呼んでもらいました。

尿管結石は尿管に石が詰まることで神経を刺激し強烈な痛みが走りますが、何らかの弾みで石が動くと痛みがいきなり消えます。

0か100のどちらか、という極端な症状なのですが、私も痛みをこらえながらなんとかタクシーに乗り込んだ瞬間、石が動いたのか痛みが全く無くなり、一気に楽になりました。そのまま観光にでもいけそうなくらいです。

ただ、いちおう医者に診てもらおうと、病院へ向かいます。

旅行保険の保険会社に指定された「台湾医院」という大きな総合病院です。病院の受付で保険会社の現地通訳と合流し、医師の診察を受けました。

問診、検尿、レントゲン、超音波検査の各種検査を受けたあと診察室に戻ると、医師は検査結果の紙を見ながら、私に向かって中国語で「ナントカカントカ!」と告げました。

察するに「尿管結石疑在!有効也痛止注射!一日三回食後薬飲!安静休!!」みたいな内容で(椎名誠さん的文体)、痛み止めの注射と、痛み止めの薬、尿管の流れを良くする薬が処方されました。

薬のおかげで石がうまく流れたのか、その後は痛みは治まっています。

帰国後、念のため日本の病院でも診察してもらったのですが、「石も見えないし、多分排出されたのでしょう」とのことで、ほっとしているところです。

とくにオチもない話ですが教訓はあります。

タイトルにも書いた通り、健康、保険、書類整理の3つはほんとうに大切です

【健康】の大切さは言うまでもありません。しかしいくら気を付けていてもケガや病気で健康を損ねることは誰にでもあります。

この万一の事態に備えるために【保険】は有効です。

さらに、この保険を活用するために必要なのが【書類整理】です。

今回、激痛の中でタクシーに乗り込んだのですが、そのとき旅行保険の加入証に加え、「一応もっていくか…」と、士業の本能(?)に従って、パスポートや飛行機のボーディングパス、旅行会社発行の旅程表、両替時のレシートなど、持っていた書類を一式ポケットにつっこんで行きました。

使用済みのボーディングパスなんて何に使うんだ、という感じですが、案の定といいますか、病院の窓口で診察前にその提示を求められたのです!

ボーディングパスを提示しないと外国人用の保険をつかった診察はできないと窓口に言われ、パスをポケットから出しながら「念のため持ってきておいてよかった」と安堵したしだいです。

教訓です。

①何よりも健康が大切

②万が一に備えて保険に入っておくことも大切

③保険を使うためには書類の整備が大切

ちなみに私は尿管結石2回目だったのですが、初めてのときはインド旅行中で、これもまた非常に痛い思いをしました。(その時は現地の病院には行かず、根性で耐えました。)

なぜわざわざ海外でこんな痛い目にあうのかわかりませんが……。

みなさまもご自愛くださいませ。

あと、宣伝です(笑)

・社会保険労務士は、労災保険、雇用保険、健康保険、年金保険など国の保険制度のスペシャリストです。

・行政書士は、各種書類整備のスペシャリストです。

公的保険制度や各種書類の整備でお困りでしたらぜひともかわい事務所へご相談くださいませ!

(あぁ、痛かった。。。)